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9.14.2011

決定的なことが、昨日、起こった。
それはもう、Sさん(仮名)にとっては、
揺るぎようが無い決断をする要因だった。

今朝、冷静にSさん(仮名)が話す事の顛末を聞いて、
私は「またか…」と呆れつつ、まだ楽観的だった。

そして、ひとつの決断。
Sさん(仮名)の決意は固く、今までの、
いろいろなことがつみ重なって出来たであろう澱のようなものを流すには、
この場所から去るしかないと、決めたのだった。

今までも、何度か「よく持ちこたえているな」と感じることはあった。
出先の同じ資格者からも、
「よく我慢できているねぇ」と、何度か感心されたことがあったらしい。
Sさん(仮名)は ほんとうに忍耐強くて、
でも、そんなことで軸がねじれるような人ではない。
だからこそ、今回も大丈夫だと思っていた、私が浅薄だった。

Sさん(仮名)はとうに、限界を感じていたのだ。
これ以上この場所にいれば、
自分が、なにか許しがたいものに呑みこまれてしまう、と。

Sさん(仮名)の決意をきいた時、私自身、
想像以上にダメージを負ったことに、今さらながら気付いた。
多分、想像以上に、Sさん(仮名)に依存していた。
いや、今でも。
だから、こころからSさん(仮名)の決意に賛同して、
気持ちよく送り出してあげようという気に、なれない。
…情けないけれど。
未だ、「Sさん(仮名)がいなくなってしまう」その事実に、自分のことで精いっぱいだから。

Sさん(仮名)がいるからこそ、この場所はバランスを保てていたのは、事実だ。
いつも客観的に、冷静で、時にはキツイことも言うが、
それは的を当たキツさであって、けっして我欲から出たものでは無い。
だからこそSさん(仮名)自身、余計に、許せない―というより、限界だ―と感じてしまったのだと思う。

Sさん(仮名)の考えを尊重しているから、
無駄に引き留めはせず、気持ちよく前途を祝してあげたい、とせつに思う。
が、反面、去らないで欲しいと、全力で引き留めたい。
それでも、この土地からも離れることを視野に入れ、
これからのことを考えているSさん(仮名)の、重石になることは、避けたい。

人は、変化を好まないものだと、ある人は言った。
そのことを、つくづく、痛感する。
私は特に、変化を好まない質だからだ。
変化に柔軟に対応できないからでもある。

Sさん(仮名)は、臆することもなく変化を選択した。
私にとってそれが一番、辛いことであり、心底、うらやましいと感じる、Sさん(仮名)の強さだ。


私の胸の中に重い物が居座っている。
Sさん(仮名)が去ってしまうという、さびしさだ。
これが、風にさらされるたびに軽くなり、
そう遠くない時間の内に
心からSさん(仮名)の前途を祝える、透明なものに変化することを、
私は知っている。
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